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第90回 全国高等学校野球選手権記念 茨城大会 いよいよ5日開幕!
5日開幕 106校の激闘〜熱戦の模様は朝日新聞で
球児たちの「祭典」、第90回全国高校野球選手権記念茨城大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)が5日午前9時、水戸市民球場で幕を開ける。106校が出場する今大会は、全国制覇を達成した85回大会以来の3連覇を狙う常総学院と、秋、春連続で関東地区大会に出場した霞ケ浦が地力に勝り、県南を中心とした実力校が追い上げる展開になりそうだ。
それにしても見どころの多い大会だ。真っ先に挙げなければならないのが、茨城の高校野球をリードしてきた名将2人の復帰だろう。
まず、春夏3回の全国制覇を達成している木内幸男氏(常総学院)。03年以来の「マジック」に期待するファンも多い。
一方、選抜準優勝を含む7回の甲子園出場経験を持つ橋本実氏(水城)は、水戸商の名を全国に知らしめた。米・大リーグの井川慶投手(ヤンキース)を生むなど選手の育成に定評がある。この4月に監督に復帰したばかりだが、早くも選抜出場校の水戸商を破るなど、その手腕をいかんなく発揮している。
存在感たっぷりの2人を脅かす指導者が、次の世代から出てくる大会になると面白い。
90回の節目に新たな一歩を踏み出す学校もある。常陸大宮と水戸平成学園だ。 大宮と大宮工が06年4月に統合して開校した常陸大宮は、過去2大会は「大宮」として出場。この春に統合を終えたため、「常陸大宮」としては初出場になる。水戸平成学園は単位制通信制の高等学校。今春、県高野連への加盟を認められ、全国でも珍しい参加事例になった。
開幕戦に登場する大洗は部員数が集まらず、昨年は不参加だった。選手たちには2年分の思いをぶつけてほしい。
能力の高い選手が集まったのも、今大会の特筆すべき点だろう。強肩、強打でインサイドワークもよい捕手・飯田大祐(常総学院)、140km/hの真っすぐと左打者の膝元へのスライダーが抜群の大塚貴浩(霞ケ浦)、MAX145km/h超の直球が持ち味の本格派右腕の石崎剛(三和)らには、プロのスカウト陣も注目している。この夏の活躍次第では、秋のドラフト候補に挙がりそうだ。
手に汗握る打撃戦、息詰まる投手戦、劇的なサヨナラ……。甲子園への切符を巡って、今年もこの19日間に様々なドラマが繰り広げられる。決勝戦は23日午後1時の予定。勝利の女神が最後にほほ笑むのはいったいどこの学校になるのだろう。 (朝日新聞水戸総局 富山正浩)
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