子供たちが建設重機などで楽しむイベント「ちびっこわくわく重機体験」(潮来青年会議所主催)が4日、潮来市の道の駅いたこで開催された。会場には高所作業車のスカイマスターやアームの長いスーパーロング、カニクレーン、消防車、ゴミ収集車など、20種以上の特殊車両が並び、ちびっ子たちの目はきらきら。普段は乗れない働く車に乗れるとあって、「次はあれ!」とうれしそうに走り回り、後を追い掛ける保護者も笑顔だった。
フォークコンボで丸太を持ち上げた行方市のH君(4)は、「ワニワニのはさみで木を持ち上げたよ。重たかった」と興奮した様子。ミニショベルカーでのボールすくいに挑戦したT君(5)とKちゃん(2)は、レバーをしっかりと握ってアームを動かすだけでうれしそうだった。
仕込んだ日本酒の完成を祝う「第6回ちょっ蔵 新酒を祝う会」がこのほど、笠間市稲田の磯蔵酒造で開かれ、1900人の来場者でにぎわった。新酒を味わうだけでなく、酒蔵ツアーや利き酒会を始め、地元の稲荷囃子(はやし)や、落語、フラメンコ、ベリーダンス、バンドのステージなども披露され、午前11時のスタートから午後9時のお開きまで大いに盛り上がった。
主催した蔵主の磯貴太さん(39)は、震災を乗り越えて新酒を造ることが出来、それを大勢の人たちが楽しんでくれたと喜ぶ。「こうして見知らぬ人同士も笑顔で酒を酌み交わせることに感謝し、また次回も皆さんと一緒に飲みたいです」と話した。
店内にプロレスリングを持つ水戸市内の格闘酒場・貫一のオーナー、小林正人さん(34)がこのほど、地域密着型プロレス団体「ごじゃっぺプロレス」のGM(ゼネラル・マネジャー)に就任した。
視覚に障害を持つ人と健常者の美術鑑賞ツアー「セッション!」がこのほど、水戸市の水戸芸術館で開催され、視覚障害者6人と健常者20人が「ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー展」を鑑賞した。ツアーでは、市内でマッサージ店を営む全盲の白鳥健二さん(42)がナビゲーターを務めた。
約17年前から健常者との対話によって芸術を楽しんでいる白鳥さんが鑑賞方法を説明、障害者1人と3、4人の健常者でグループを組んでスタート。同展では触れられる作品はほとんどなく、健常者は作品の形や印象などを試行錯誤しながら懸命に伝え、目が見えない参加者もイメージを思い浮かべ相づちを打ちながら一つひとつの作品を楽しんでいた。
東京から参加した障害者の桧山晃さん(31)は、「対話鑑賞による美術館巡りは知っている人と行くことが多いが、今回初対面の人と回って、互いに探り合いながらの緊張感があって良かった。色々な人が情報を重ねてくれてうまく鑑賞出来たと思います」と満足げ。視覚障害者への翻訳ボランティアをしている同市在住の吉田久子さん(64)は、普段は音声を録音して渡すので直接説明するのは難しいのではと話していたが、「実際やってみたら、堅苦しく考えずに思ったことを言えば伝わることが分かりました」と手応えをつかんだ様子。
会白鳥さんは、「僕のやり方をアレンジして、目の不自由な人も芸術を楽しんだり、色々な場所で自分が満足する時間を増やして、心地良くなったりして欲しい」と話す。
笠間市笠間の県陶芸美術館(金子賢治館長)で4月29日、00年4月15日の開館からの来館者が100万人を突破し、記念式典が開かれた。同美術館によると、12年での100万人達成は、入館者統計を記録している県立の陶芸専門の美術館の中では最短という。
記念すべき来館者となったのは、常陸太田市町田町の川上恭弘さん(48)とその家族。美術鑑賞が好きで同美術館を始め、県内外の美術館を巡っている川上さんは、娘の明日香さん(14)と開催中の特別展「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿、現代工芸と出会う−陶と和紙」を観に来館したところ、盛大な祝福を受けてびっくり。
入館証明書や笠間焼体験チケット、年間パスポートなどの記念品を受け取った川上さんは、「笠間には数え切れないくらい訪れていますが、まさか自分が100万人目になるとは思いませんでした。びっくりしたけど、うれしいですね。これからもどんどん訪れたい」と笑顔で話した。
金子館長(62)は「観てもらうことを意識し、入ってもらうための工夫を重ねてきました。若い人たちにも、もっと来てもらうための企画も考えています。県内の工芸、文化の拠点を目指したい」と意欲を語った。