世界にたった1つのドレス〜オーダーウエディングドレスを作る川澄信子さん
私らしく輝きたい―そんな女性の願いをかなえようとオーダーメイドのウエディングドレスを作り始めて20年以上。「アトリエ ウェディングマリア」を主宰する川澄信子さん(50)は、デザインから立ち上げたドレスを、一着一着丁寧に手作りしている。今や年間約30着を手掛けるようになり、花嫁の美しさを引き出すドレスとして評判になっている。
「ウエディングドレスは花嫁を一番美しく見せるものでなければならないし、誇れるものであって欲しいと思っています。打ち合わせをしながら、その人の魅力や個性をどうやって引き出すか、そればかり考えてます」と川澄さん。
ひたちなか市のOさん(28)は、5月に挙式を控えている。自分らしい結婚式にしたいと、会場やセッティングなどにもこだわった。そんな中、ドレスだけがあれこれ試着しても決まらなかった。
「イマイチだなあ、と思うものばかりで決められないんです」。迷った末、訪れたのが川澄さんのところ。そこにあった作品集を見て、ピタッときた。
「おしゃれでデザインが斬新、着物をリメイクしたものなど、見たことがないものがいっぱいありました」とOさん。
昨年9月の最初の打ち合わせで、川澄さんが提案したのは、マーメイドラインのドレス。上半身から腰まではぴったりとフィットさせ、すそにかけてフレアでボリュームを出す。人魚がイメージされることからその名が付いたデザインだ。「Oさんの美しい体型と女性らしいかわいらしさが一番生きるデザインだと思いました」と川澄さん。
3月には3回目の打ち合わせで、仮縫いまで進んだ。 「テーマはあこがれのオードリー・へプバーンです。私の思い描いていたドレスを川澄さんが具体的に表現してくれてすごくうれしいです。来るたびに少しずつ出来上がっているので、いつも待ち遠しいです。挙式当日にこれを着るのが本当に楽しみなので、周りにはまだ秘密にしているんですよ」と幸せいっぱいの表情で話すOさん。
ウェディングマリア 午前10時〜午後8時営業。月曜定休。・029(244)3268
http://www.wedding-maria.com